プログラム
富山“Re-Design”ラボ(富山大学)
2025年度研究生募集を開始しました
「富山 “Re-Design” ラボ」は、富山県の未来を担う企業と自身のキャリアをRe-Designし、地域企業の持続的な価値創造と外部中核人材による地域活性化を図る実践型リカレントプログラムです。
変化の目まぐるしい現代、企業においては、過去にとらわれずに未来を見据え、課題を整理し経営やビジョン、それに対する解決策等をデザインし直す(=“Re-Design”する)ことによる変革が求められています。
「富山“Re-Design”ラボ」プログラムは、産学官が連携し、大都市圏の中核人材(専門性やスキル、マネジメント能力を有する人材)を富山大学の協力研究員として受入れ、未来に向け変革を進める企業とマッチングを行います。協力研究員は半年間、富山県に住みながら、富山大学のリソースを活用した特色あるリカレント教育の受講とマッチング先企業での経営課題解決の実践を行い、自身のキャリア、企業、地域それぞれのRe-Designに取り組みます。
半年後の最終報告会において、自身と企業、地域の“Re-Design”シナリオと経営課題解決の取組み成果を発表します。
富山“Re-Design”ラボ研究員希望者向け個別説明会@東京 を3月21日、22日の両日開催します。
個別説明会詳細
● プログラム概要

協力研究員は、週4日は受入企業に伺い経営課題の整理・解決を行い、週1日は大学にてゼミや演習形式のプログラムに参加いたします。
具体的には、協力研究員としてマッチングされた受入企業においては、経営者等が感じている問題点について自身が中心となって企業のメンバー等とディスカッションや経営資料等の分析を行い、また、問題の構造的把握を行った上で、取り組むべき課題(短期的課題と長期的課題の整理を含む)を設定し、解決に向けたプラン作成を行います。課題解決プランについて、受入企業の経営者と大学等で相談を行い、プログラム期間内において取り組む内容を決定し、実行していきます。
大学では、大学教員によるゼミ・講義・演習等を通じて、大学での専門領域や地域に対する新たな学びと、受入企業の経営課題解決に向けた助言・アドバイスなどを受けます。そして、半年後の最終報告会では、自身、企業、地域の“Re-Design”シナリオと受入企業での経営課題解決への取り組み成果を発表していただきます。
また、プログラム終了後は、受入企業との話し合いにより、継続的な協働(正社員雇用、業務委託契約等)につながる可能性もあります。
●学び・ミッション遂行の流れ
オンライン説明会動画(※2024年度募集時の内容です)
● 募集要項
フィールド |
未来に向け変革を進める富山県内企業等 富山県:https://www.pref.toyama.jp/ 富山大学:https://www.u-toyama.ac.jp/ |
期間 | 2025年6月〜11月 |
ミッション | 当地域において、下記1~3に取り組んでいただきます。
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求められる人物像 | 特定の専門性を有しながら、新たなチャレンジと学びをとおして、自らの成長を望む人 そのチャレンジの場所や機会として当地域に可能性を見出している人 クロスアポイントメントや兼業・多地域居住など地方での新たな働き方の創出を志向する人 |
活動資金 | 研究費や日常生活支援として、参画企業より30万/月(税別・計180万円)を支給 (各企業での活動においては個別に調整) |
応募期間 | 〜2025年4月13日(日) |
応募条件 | プログラム期間中(2025年6月〜11月)において
1.週5日間、当地域において下記の活動ができること
2.プログラム期間中における、住居、交通手段は自身で確保・手配すること ※ 当プログラムは応募にあたり、年齢制限等はございません。 |
応募後の流れ | 1.応募後、はたらきまなびRegional事務局(プログラム事務局から募集業務を委託)より、今後の選考の進め方等について、メールにてご連絡を差し上げます。
2.記載いただいた応募内容と参画企業での研究テーマに照合し、該当する方に対し、随時、プログラム事務局から、記載いただいた連絡先にメール、電話にてご連絡を差し上げます。
3.プログラム事務局との面接、参画企業との面談の後、本プログラムの研究員としての参画が確定します。(面接・面談によってお見送りになる場合もございます)
4.プログラム事務局との面接は、オンライン(ZOOM等)もしくは電話で行う予定です。参画企業との面談においては、富山県内で行う場合、交通費は参画企業より後清算されます。 |
● 参加企業(随時更新中)
●受入予定企業は今後、順次追加される予定です。 ●原則、ミッションテーマ1件につき、1名の協力研究員を募集いたします。
中越鉄工株式会社 |
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企業HP_URL | http://www.chutetsu.com/ |
業種 | 建設業 |
ミッションテーマ | 幸せな未来へ繋ぐ経営基盤強化のための人事制度の構築 |
ミッション背景 | 脱炭素社会への移行や人口減少が進む中、当社の中核事業では需要の減少が予測されている。これに伴い、事業の多角化や省人化など、経営基盤の強化が喫緊の課題となっている。持続可能で幸せな未来の実現を目指し、社内環境の強化を通じて競争力を高めるため、新たな人事制度を中心とした基盤を構築したい。 |
株式会社ワイケーコウキ |
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企業HP_URL | http://www.yk-kouki.jp/ |
業種 | 金属製品加工業 |
ミッションテーマ | 企業の「人財」醸成 |
ミッション背景 | 「人財」の育成は喫緊の課題である。企業理念の一つである「企業は人なり」を基軸に、創業以来、社員教育には人一倍力を注いできた。企業独自の技術力の維持向上と、社員のモチベーションアップに向け、社外の新たな視点を取り入れ、抜本的な組織風土改革を図りたい。社員の意欲向上・意識改革に取り組み、闊達な議論と試行錯誤を重ねながら「自己・企業・取引先」の成長へと繋げていきたい。 |
株式会社ネクトプラス |
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企業HP_URL | https://nectplus.co.jp/ |
業種 | 情報通信業 |
ミッションテーマ | 提案営業におけるプロジェクトリーダーの育成 |
ミッション背景 | 地方では東京のニアショア開発が主流となっており、上流工程を担うITコンサルタントの仕事は限られている一方、先進的な感覚を持つ優れた企業も多く存在します。しかし、コンサルティング支援を担う企業や人材が不足しているのが現状です。当社は県内および首都圏で多数のエンジニアを擁しているものの、プロジェクトリーダー候補の人材が不足しています。社内の人材活用や育成に関する課題の抽出や、教育プランの策定が喫緊の課題となっています。 |
株式会社関口組 |
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企業HP_URL | https://sekiguchigumi.co.jp/ |
業種 | 建設業 |
ミッションテーマ | 人材獲得のための戦略づくりと人材定着のための社内風土の刷新 |
ミッション背景 | 現在の採用活動は求人サイトの掲載や各学校訪問・広告等を行っているが、人材の獲得に苦戦している状況。また、総務部で活動をしている中で従来の仕事もあり、専門的に取り組めていない状況。そして途中退職者も少なからずある現状で、今後も定年退職する社員もいることから人材の獲得と確保が喫緊の課題。 |
日本ソフテック株式会社 |
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企業HP_URL | https://www.nsft.co.jp/ |
業種 | ソフトウェア開発 |
ミッションテーマ | グループ会社の営業力強化およびマネジメント |
ミッション背景 | M&Aでグループ会社を複数保有しているが、すべてではないが子会社の役員を親会社である日本ソフテックの役員が兼務をしている。そのため細部までマネジメントが届かず、一部のグループ会社(魚津市㈱北陸コンピュータビジネス、富山市㈱プロックス)で営業力に弱い点がある。 |
株式会社山森製鎖 |
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企業HP_URL | https://www.yamamori-group.co.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ① |
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ミッション背景① | 山森製鎖は溶解から最終製品までの一貫生産を実施している。製造部隊は大きく分けて部品製造部隊と組立製造部隊に分かれている。また取り扱っている材料が貴金属であり高価であるため在庫を多く持つことができない。そのため、お客様からの注文に対して納期を守るために、在庫の持ち方、工程能力の把握、生産計画の立案・見える化が非常に重要になる。 |
ミッションテーマ② |
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ミッション背景② | 業容が拡大していくにしたがって、情報量が多くなった。 これまではその時々の状況によって使うITツール(グループウェア、メール、スカイプなど)を導入してきたが、それぞれが別で存在しているため、情報の収集・管理・保管・解析に時間がかかっている。 それらを統一したツールの中で仕組みを作ることによって、情報管理の正確性・効率化を実現したい。 |
ミッションテーマ③ |
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ミッション背景③ | 魅力ある商品が市場に投入されず結果としてジュエリー業界全体の市場規模が縮小し、山森製鎖の事業も影響を受けている。一方で新進気鋭のデザイナーや作家中心の催事には溢れるほどのお客さんが来場している。したがって、魅力ある商品を企画し提案すればビジネスチャンスはある。創業から続けている一貫生産の知見の有るメーカー山森製鎖が送り出すブランド「YAMAMORI」でそれを実現したい。 |
ミッションテーマ④ |
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ミッション背景④ | 山森製鎖ではこれまでの歴史の中で、市況の変化とともに扱う商品のラインナップを変化させてきた。創業当初は都度商品のカタログを作成・更新してきたが、あるタイミングから更新がストップ。その後10年ほど前に再度カタログを作成したが、現在の取扱商品すべてをカバーしたものではなく、かつ商品のカテゴリーが不明確になっているため、営業活動に使えるものになっていない。今後BtoB販売プラットフォームの構築を進めるうえで、取扱商品の分類わけは必須。以上から、商品カテゴリーの明確化及び商品分類わけを実施し、商品カタログを早期に整備し、売り上げ拡大につなげたい。 |
十全化学株式会社 |
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企業HP_URL | https://www.juzen-chem.co.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ | 働きがいとひとづくりの力を高める目標設定・評価の運用 |
ミッション背景 | 昨年末あらたに当社が社会においてどういう存在でありたいかのミッション、および主力の医薬品事業で目指す未来像としてビジョンを策定。ひとづくりを大切にし、働きがいある会社づくりを打ち出している。 一方、目標管理・評価制度に目を向けると、5年前に制度を刷新するも、目標設定の難易度や、目標設定の内容と社員の実際の取組みとの間にギャップが散見され、評価面談でも十分なフィードバックができていないなど、運用レベルに課題があり、評価者・メンバーともにまだどう運用すべきかに迷いがあるのが実情となっている。 これら運用のレベルを評価者側、メンバー側双方で高め、人の成長を促し、働きがいを高めるような運用を目指したい。 |
山田工業株式会社 |
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企業HP_URL | https://yamadaindustry.co.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ | 管理プロセスの業務改善及び標準化による生産・品質管理体制の強化、教育システムの確立 |
ミッション背景 | 生産管理・品質管理の現状を洗い出し、徹底的な業務改善を行うとともに、製造部・品質保証部の業務の標準化・マニュアル作成を行い、生産・品質管理体制の強化を目指す。同時に、作成したマニュアルを基にした教育システムを確立し、若手社員への技術の伝承速度を速めたい。 |
株式会社アイカワ |
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企業HP_URL | https://www.aikawa-gr.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ | 未来を見据えた環境事業の戦略・戦術策定 |
ミッション背景 | 現在のリサイクル事業への取組みは、主にプラ、木くず、金属産業廃棄物の集荷、中間処理を手作業主体で行うに留まる。今後求められる分野の見極め、新素材廃棄物の取り扱い、廃棄物等からの再生物・抽出物・新エネルギーの研究開発、処理設備の近代化策等、将来に向けたリサイクル事業の成長戦略と投資計画策定が必要となる。 |
キタノ製作株式会社 |
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企業HP_URL | https://kitanoseisaku.co.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ |
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ミッション背景 | AI導入による生産性向上を目指しており、特に目視検査工程における自動化を図っている。既存の画像検査機はダミーを作成し合否の判別を個々に設定する必要があり、その場合は検査面の文字の歪みや大きさ等においては設定が容易ではなく目視検査も自動化できなかった。そのため生産中に発生した不良品をAIに学習させることで検査の自動化が図れないかを検討している。 |
株式会社トリニティ |
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企業HP_URL | https://www.trinitycorp.co.jp/ |
業種 | 商社 |
ミッションテーマ |
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ミッション背景 | 顧客ニーズに対応するため多様な事業を展開してきたが、各事業伸び悩んでおり、新規事業の開発を続けてきた。人口減少・人口流出が続く地域課題の解決に向けてスマートフォンアプリを活用した新サービスを検討しアプリの開発を行ったものの、市場へのアプローチノウハウがなくマネタイズできずに中断した経緯がある。本プロジェクトを活用しアプリ事業を立ち上げ、新たな収益の柱とするとともに、地域課題の解決に寄与したい。 |
株式会社寺島コンサルタント |
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企業HP_URL | https://terasima.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ |
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ミッション背景 | 当社は、本年2025年度に65周年、5年後に70周年を迎え、「次世代のまちを創造する」を経営理念に、地域の人々の生活に密着した公共性の高い社会インフラの整備に責任を持つ建設コンサルタント事業者です。 VUCAの時代と呼ばれる現代、急激に変化する社会環境に対応するため、当社は経営革新を進めており、昨年度は全社的な組織の再構築と経営管理体制・基盤の強化に取り組みました。一方、最も重要な経営資源である「ヒト」に関わる取り組みにおいては道半ばであり、本年度は戦略人事(SHRM)が重点課題となっています。 |
昭北ラミネート工業株式会社 |
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企業HP_URL | https://www.shohoku.co.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ① |
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ミッション背景① | アルミ加工箔は通常のフィルムより高機能なフィルムとして世の中で必要とされているが、原料のアルミ箔の値段は近年のエネルギーコストの上昇等の理由により高騰している。そのためアルミ加工箔を生産する際に消費するアルミ箔を減らす高歩留化を達成することが今後大きな経営テーマになっている。高歩留化にはアルミ箔加工設備の搬送制御の洗練化による、「印刷位置合わせの高速化・安定化」・「アルミ箔に発生するシワの予防」・「アルミ箔の蛇行の予防」が必要である。 |
ミッションテーマ② |
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ミッション背景② | 各国・国内自動車メーカーが脱ガソリン車を掲げ、自動車の電動化が加速している。このxEVを加速させるためには電池システムの高効率化が必要であり、次世代電池の技術開発が積極的に行われている。当社の有するアルミ箔加工技術を背景に、電池開発に必要な部材の供給業者として、次世代電池の開発に加わり、カーボンニュートラルの推進に寄与する。 |
ファインプラス株式会社 |
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企業HP_URL | http://www.fineplas.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ① |
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ミッション背景① | 2023年度より当社としては初めての中期経営計画(FFA)を立ち上げた。2025年4月より3年目に入るが、現在までの活動の振り返りと今後の活動をうまく回すための仕組みづくりをしたい。 |
ミッションテーマ② |
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ミッション背景② | 当社の中期経営計画の中で、従来型のコードでコネクタをつなぐものから、直接基盤につなぐ「PCBコネクタ」の売上増を進めている。現在、量産対応している中で、その製造技術(特に組立)に関して、今ある技術を生かしながら品質の向上及び生産効率を高めたい。 |
田中精密工業株式会社 |
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企業HP_URL | https://www.tanasei.co.jp/ |
業種 |
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ミッションテーマ |
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ミッション背景 | 自動車産業の大転換期、また、いつ何が起こるかわからない先の見えないVUCA時代において、従来にも増してデータドリブンな経営判断・意思決定が求められていると考えております。 しかしながら、経営判断を支えるデータ(財務、非財務)の集積や活用については、各部門や各社での部分最適化が進んでおり、一元管理できているとは言い難い状況です。その為、必要な時に必要なデータが入手・活用できず、迅速かつ正確な意思決定が難しい場面がみられます。 データドリブン経営に資する仕組みを構築し、より効率的・効果的に経営サポートをできればと考えております。 |
アルミファクトリー株式会社 |
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企業HP_URL | https://alumifactory.com/ |
業種 |
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ミッションテーマ |
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ミッション背景 | 当社は、今後の事業拡大に伴い、さらなる人材確保が不可欠です。特に、企業の価値観やビジョンに共感し、主体的に成長できる人材を採用するために、SNSを活用した採用戦略を強化したいと考えています。これまでの採用手法に加え、ターゲット層へより効果的にアプローチし、当社の魅力を伝えるために、SNS運用とブランディングに長けた方の力を必要としています。 |